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STORY 最新のデジタル技術とアナログ戦略の融合。株式会社AIBOTが提供する業界初の超集客型LINEシステム「LIBOT」の誕生まで

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最新のデジタル技術とアナログ戦略の融合。株式会社AIBOTが提供する業界初の超集客型LINEシステム「LIBOT」の誕生まで

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株式会社AIBOTは東京都港区に本社を構えるITベンチャー企業です。LINE公式アカウント拡張システムである「LIBOT」の開発、販促に加え、システム開発やWEBマーケティングサポート、SNSマーケティング、AI研究等様々な事業を展開しております。


「LIBOT」は業界初(※2020年7月自社調査)のLINE公式アカウント集客型システムとして、雑誌、テレビ、新聞等のメディアに頻繁に掲載されるようになり、現在ではAIBOT社の売り上げの約6割を占める事業となっています。しかしLIBOTの完成、そして販売までは、簡単な事ではありませんでした。本ストーリーでは、株式会社AIBOTがLIBOTを開発した経緯と、メンバーでの苦労の数々、そしてこれからの展望をお届けいたします。




株式会社AIBOT 代表取締役 伊吹哉太(イブキカナタ)

1994年生まれ 2020年に株式会社AIBOTを設立。代表取締役に就任。


LINEを活用した日本のSNSマーケティングの急成長


現代において日本国内のソーシャルメディアマーケティングの成長は著しく進み、業種業態に限らず、SNSを利用したマーケティングが必要不可欠になっています。2022年の市場規模は約9,000億円、2023年には1兆円を超えると言われています。


その中でも国内のSNS市場において突出したユーザー数、利用率を誇るLINE、そしてマーケティングツールとして使用されるLINE公式アカウントには、企業が期待する大きな希望が詰まっています。



【LINE公式アカウントの市場】


「LIBOT」開発のきっかけ。LINE公式アカウント活用で実現するコロナ禍克服のファン化戦略


当社がLIBOTを起案した際は、コロナ禍で数多くの店舗事業者が集客に悩み、売り上げ低下が止められない状態でした。緊急事態宣言や外出の制限により、ゴーストタウン化が進む中で、多くの事業者から新規集客の方法や取り組みについて相談を受けておりました。来店者数の激減は当然のことですが、ポジティブな共通点として「常連のお客様」は足を運んでくれているという事に気づきました。


口を揃えて仰っていたことは、「常連のお客様に経営を助けられている」という点です。常連客がお客様を紹介してくれたりといったケースも多いようで、企業や店舗に対する「常連化」=「ファン化」が出来ている事業者は、少しずつでも売り上げを作っておられました。


そこに着目をし、店舗に対するファン化が可能であるLINE公式アカウントに目を付けます。他のSNSと違う点として、お客様と1:1のクローズドな連絡が可能であり、日本の通信を担うインフラである事。お客様の囲い込みを十分に出来る点が挙げられます。


「LINE公式アカウントを活用すれば更に顧客のファン化につながるのでは?」というシンプルな考えが浮かびましたが、当然、企業様は既に実施していました。その上でLINE公式アカウントを利用したファン化は難しく運用が出来ていない現状だというのです。


そこにも共通点がありました。

それは「集客」が難しいという点です。確かにLINE公式アカウントは、QRコードを読み取ったり、店舗に来店して、POP等に気づかないと登録はあまりしません。登録をしたとしてもクーポンを受け取ってブロックしてしまうといったケースも数多くあります。

登録の導線が「店舗来店」「WEBページから流入」等に絞られますので、結局予算や人材の問題により、アカウントは作成したが、友だちが数100人で止まっている。という事業者の方が沢山いらっしゃいました。

そこで当社ではどうしたら友達が増えていくのか、更に画期的な方法は無いかと検討する事にしました。


LINE公式アカウントが日常の話題に。新しいSNSマーケティングのアプローチ


現代において、消費者の方の会話の中でSNSの話題が上がる事は日常茶飯事です。人から人へ情報が伝わっていく事で、「バズる」「炎上する」といったようなワードを日々耳にします。

企業のマーケティングとしてもYoutubeでバズる、TikTokでバズる、Instagramでバズる。といったように様々なSNSを活用して認知を拡大する事が常識になっています。


しかし、LINE公式アカウントが消費者の会話の中で上がる機会は殆どありません。多くの方が家族と、友人と、恋人とSNSの話題をすることでしょう。しかしLINE公式アカウントの話題を取り上げる経験がある人は少ないと考えます。


そこで当社は「一般の消費者の会話の中でLINE公式アカウントの話題が挙がるような仕組み」があれば、LINE公式アカウントのマーケティングの根幹を覆し、「集客が難しいがお客様対応がやり易いSNS」から「集客もでき、お客様の対応も可能であるSNS」に変化していくのではないかと考えました。


LINE公式アカウントを活用した斬新な集客システム。「LIBOT」だけの強み


業界の市場を調査していく上で、システムを開発する決め手となった要因は、当時の世の中には集客に焦点を当てたLINE公式アカウント拡張システムが無かったという点でした。顧客管理や自動化といった効率化、コスト削減を目的としたシステムは多数存在しておりましたが、集客、売上向上に特化したシステムは無かったのです。

そこで当社は業界初という形でLINE上で完結する口コミを利用したシステムを開発し、特許の取得手続きを行い、唯一無二のサービスを作り上げました。



【LIBOTの強み】


AIBOT自社内での開発へ。社員一丸での開発体制づくり


当初、システムの開発は外注で実施しておりました。社内にエンジニアが少なかったこともあり、早急な完成を目指す為の判断となります。


しかし、その判断が仇となり、出来上がったシステムは期待していた30%程度の内容でした。納期も半年近く遅れ、エラーも多発。セキュリティー対策や冗長化も取れておらず、お客様に提供するには程遠い形でした。


そこで当社は、予算を絞り出し、自社でエンジニアを抱え、全て一から自社で開発を行う体制を作りました。インフラの構築から、バックエンド、フロントエンドと全てを自社で管理する事は、非常に負荷が大きいことですが、社員が一丸となり、約半年間で、想像していたシステムを完成させたのです。


LIBOTの未来への一歩。「デジタルとアナログの融合を実現


現在もLIBOTは進化を続けております。過去の反省を生かし、自社で全て開発している為、営業がお客様から頂いた要望を、すぐにシステムに組み込む事や、他社とのシステムの連携も柔軟に可能です。

顧客情報の管理や、自動化、ポイント機能、予約機能等、CRMとしての機能も追加され、数年前では考えられないようなシステムに進化しております。


当社のスローガンは「デジタルとアナログの融合」です。


これは時代がデジタル化を進める中で、人と人とのリアルなつながり等のアナログな要素も重要視する姿勢を表しています。単なるデジタル化だけでなく、その進化と共存を追求し、口コミのような人々との直接的な関係性も大切にすることを意味しています。


このビジョンに基づき、私たちは次なるステップへ進むべく社員一丸となり、

より良い社会のためになるシステムを開発し続けます。





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