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STORY 苦手なことから解放された時間が働き方の選択肢へと変わる。挑戦する人のために時間を創り出す『TIMEWELL』の狙いに迫る

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苦手なことから解放された時間が働き方の選択肢へと変わる。挑戦する人のために時間を創り出す『TIMEWELL』の狙いに迫る

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TIMEWELLは苦手な仕事を手放して、やりたいことに集中するためのオンラインアシスタントサービスを展開する創業2年目のベンチャー企業です。挑戦する人はやりたくない仕事に追われてしまうこともしばしば。そんなやりたくない仕事を分解、代行して一人一人がやりたい仕事に向き合えるサービスを提供しています。社名、そしてサービス名でもある「TIMEWELL」はタイム(時間)+ウェルビーイングの造語で、自分の時間が心身共に、満たされて幸せである状態をつくるという想いをこめました。

『TIMEWELL』は時間を創出し、やりたいことを可能にするサービス


我々はオンラインアシスタントサービス「TIMEWELL」は、インタビューやブログ記事やSNSの投稿の制作、イベントの企画や運営などのマルチマーケティング業務、バックオフィス業務などをプロアシスタントが代行するサービスです。


何かやりたいことがあっても、1日24時間という制限が誰しもある中で、注ぎ込める時間は限られてしまいます。やらなければならない業務を我々に任せてもらうことで、もっとやりたいことに時間を使えるようにするためのサービスになります。

既存のマッチングサービスでは、仕事を遂行してくれる人とのマッチングに時間がかかったり、良い人材が見つかっても仕事をたくさん抱えていて納品まで時間が必要だったりと、スムーズな依頼が難しい部分があります。かといって、社内のコア人材に作業になる様な業務を任せてしまうのも効率的ではありません。


TIMEWELLの大きな特徴は、やってほしい業務を「その瞬間にやってくれる人」に依頼できることです。TIMEWELLでは大企業などで働いていた経験のある主婦の方など、100人近い方がプロアシスタントとして稼働しています。皆さんご経験やスキルセットは違いますが、AIなどのテクノロジーの力を使って、一人一人がクオリティの高い仕事をできるようサポートしています。そのため、依頼する人の能力に左右されることなく、スピード感ある納品が可能です。


「得意なことに専念し、不得意なことをお願いする」がきっかけだった


私(共同創業者の濱本)が若かりし頃、ある方からこういうことを言われました。

「仕事は辛くて苦しいものだぞ」。当時の私は反発して「仕事はワクワクして面白いものだと思う」と答えました。しかし実際に仕事をしてみると、スキルが足りないため、自分だけではやりきれない仕事も多く、仕事を他の人に振ることもできず、ハードに働くことが増えてしまいました。そして、この状態が長く続き、メンタル的にも辛い状態になってしまいました。TIMEWELLの反対の状態、TIMEHELL(地獄の時間)でした。若い頃の仕事経験を通じて、「仕事は面白いもの」という仮説が見事に崩れていってしまいました。


そんな中「死んだ魚の目になってるぞ」と声をかけてくれた友人や先輩が手を差し伸べてくれて休養を取れたこと、趣味などで感受性を取り戻す経験をしたことで、仕事で再びパフォーマンスを出せる様になりました。自分の好きや得意を理解して、そこに集中することで、少しずつ仕事で大きな結果も出せる様になりました。結果的に部署異動も叶い、私が好きな「音楽」に関わる仕事や新しいものを生み出す「新規事業」の仕事にも没頭できる様になり、入社初期では考えられないほどの社内外で高いパフォーマンスを出せる様になりました。


そんな中、2019年に大企業有志コミュニティONE JAPANの活動を通じてTIMEWELLの共同創業者の太谷と出会いました。



私自身は戦略や企画が得意ですが、太谷ほど泥臭く愚直に推進するのが得意ではありませんでした。得意と苦手を補完し合える彼とプロジェクトを進めていくことで、1 + 1=2以上の何倍もの力を出せることに気づけたのです。実際に、自分の苦手なことをサポートしてくれる人がいて、自分の得意なことに専念できる状態になると、やりたいことがどんどん加速していきます。これ自体を仕組み化することで、「もっとやりたいことに集中できるサービスを作れないか?」と考え、カタチにしてきたのが、オンラインアシスタントサービスTIMEWELLです。


私たちは2人とも大企業で働いていましたが、それぞれ退職してこの会社を作り、TIMEWELLを事業化していく道を選びました。偶然の出会いもあり、スーパーエンジニアの内藤も加わってくれて、3人での共同創業となりました。最近は市場も大きな変化があり、2024年から労働基準法が改正され、時間外労働の制限が義務化されていきます。そんな中で、苦手なことを素早く誰かにアウトソースできるサービスの需要はより一層拡大していくと考えています。

需要に合わせた方向転換がサービス利用者増につながった


我々は昨年時点ではオンラインアシスタントサービスとは全く異なるアイデアで事業開発を行っていました。簡単に申し上げると、それぞれの従業員のモチベーションを可視化して、モチベーションをコントロールすることで、「よりウェルビーイングな働き方ができるのではないか?」という仮説でした。これを100名以上の顧客候補の皆さまに当てていったのですが、全力で空振りをし、顧客不在であることがよくわかりました。


そこで、成し遂げたい世界観は変えずに、実現手段を変えていくことで、現在のオンラインアシスタントサービスの構想に辿り着き、顧客の需要が見えてきたので、サービスPIVOT(=サービスの解決手段を変えること)を行いました。解決手段を変えるというのは、勇気のいることですが、初期フェーズでこういった経験を踏めたことは大きな財産となっています。現在は顧客ニーズに向き合い、サービスの細かな修正を行うこともよくありますが、コンフォートゾーンにおさまらずに、常に顧客視点で変化し続けるサービスにする土壌は作れてきていると感じています。


最近は、事業拡大を目論んでいて人材が不足しているスタートアップ企業様や、スピード感のある開発やマーケティングを行いたい大手企業様、地方特産品をお持ちの企業様からのお問い合わせをいただいております。共同創業者の太谷が大企業内NO.1セールスだったこと、我々が5年に渡りローカル企業のマーケティング支援を推進させていただき、一定の成果をあげてきたことなどからセールス・マーケティングに関する業務代行依頼が増えています。


また、我々の出自が大企業有志コミュニティであることもあり、企業内コミュニティを活性化するためのコンテンツサポートの業務代行も数多く受けております。今後はよりサービスの提供スピードをあげていき、一人一人の時間がウェルビーイングになることを目指していきたいと考えています。


「挑戦」するための時間を作り、生き方の選択肢を増やしてほしい


今後は「世界ナンバーワンの挑戦インフラ」を創っていくために、世界を視野にサービスを広げ、誰もが挑戦できる世界をつくりたいです。

「挑戦」とは常に挑み続けなければいけないというニュアンスではなくて、「自分の人生を生きること」であり、誰かに人生の舵取りを任せるのではなく、自分でハンドルを握って進んでいる状態のことであると思っています。


挑戦できるということは、選択肢があるということです。就職や転職、結婚や子育て、親の介護、友達との旅行など、やりたいことをやろうと思った時にできることを意味します。これからは、選択肢が奪われない社会を作っていきたいです。


我々のミッションは「生き方の選択肢を増やす」ことにあります。我々が事業を推進していくことで、「選択肢が増えた」と言ってもらえる会社になりたいと願っています。

TIMEWELLはサービスを通じて、やりたくない仕事やできない仕事をアウトソースすることが可能です。ぜひそこで生まれた時間を子育てや介護など家族のための時間にもご活用いただき、TIMEWELLな時間を増やしていただければと考えております。日本のブラック労働環境が子育て時間を削ってしまっており、子どもを育てる選択肢や二人目を育てる選択肢をなくしているとも言われています。そんな状況を本サービスが打破できる様に、我々も全力でサービス拡大を目指してまいります。


【事例紹介①】仕事復帰のきっかけをつくる


TIMEWELLプロアシスタント 山田亜美氏:


私は子どもがまだ小さいこともあり、長時間外出するような仕事は受けづらい状況が続き、仕事復帰の機会を失っておりました。そんな中で、TIMEWELLと出会い、在宅で自分自身のスキルを活かせる仕事を受けられる様になり、子どもとの時間も確保し続けられるようになりました。子どもを保育園に預ける必要もなく、報酬も発生するため家計的な負担も減り大変満足しています。


【事例紹介②】サービスを活用した企業内コミュニティの活性化


TIMEWELL利用企業 パナソニックコネクト株式会社 奥野史晃氏:


私はとあるセミナーを通じて、TIMEWELLの存在を知ることが出来ました。

我々の部署では、TIMEWELLを活用して社員インタビュー記事を作成・発信し、

企業内コミュニティの活性化と、専門領域のナレッジを貯めていく仕組みを作っています。インタビュースキルや企業内コミュニティ構築についての知見が我々には無かったため、TIMEWELLの皆さんのサポートには大変助けられました。

【事例紹介③】サービスを活用した代理店システムの土台を構築


TIMEWELL利用企業 株式会社VanWaves 木下 雄斗氏:


TIMEWELLを知ったのは共同創業者の濱本とのつながりからです。現在はサウナストーブIRORIのセールス拡大のための代理店網構築支援をしていただいています。代理店構築においてはルール設計や代理店候補企業のリスト作成などで結構な作業が発生することがあり、専門的なスキルを持った皆さんのサポートを求めていました。今回の利用を通じてより多くの皆さんにサウナストーブの価値を提供していただきます。





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