手続きは全てモバイルアプリで行うという使い勝手のよさに加え、貸し出す車は全て電気自動車(EV)となっている。
・書類手続きなし!
UFODRIVEは現在、ベルギー・ブリュッセル、ルクセンブルク、ドイツ・ハンブルクの空港でサービスを展開していて、今後オーストリアやスイス、オランダ、フランスなどにも広げる計画だ。米国市場への参入も視野に入れている。UFODRIVEの特徴は主に2つある。まず1つが、レンタルの手続きはアプリベースで、書類は一切なしということ。運転免許の提示もアプリのスキャンで行う。
アプリをダウンロードして登録さえしてしまえば、レンタル予約や支払いなどは全てアプリで済ませられ、ものの数分しかかからない。レンタル当日は直接車に行き、キーレスエントリーで車に乗り込んで使用を開始できる。返却も同様にシンプルだ。
・7000〜1万5000円
もう1つの特徴は、扱う車は全てEVということ。これはこのサービスを立ち上げたAidan McClean氏が自転車愛好家で、サイクリングをしながら車の排気ガスに対し苦い思いを抱いてきたことによる。現在扱う車種はTeslaのModel S、JaguarのI-pace、日産のLeafの3種で、1日のレンタル料金はI-paceが129ユーロ(約1万6000円)、Model Sは119ユーロ(約1万5000円)、そしてLeafが59ユーロ(約7000円)となっている。ここには、保険や充電費用も含まれている。
簡単にレンタルできるというのは、消費者にとって当然メリットとなる。そこにEVという要素が加わり、環境問題の意識が高い人の注意もひく。さらにはEVを試してみたいというニーズにも応えるものとなっている。
UFODRIVE