55台がほぼ同じ車間距離を保ちながら走る様子は、同社の技術を示すものとなっている。
・3.2キロを時速30キロで走行
今回のパレードは距離にして3.2キロで、9分7秒かけて走行した。走行のスピードは時速30キロだった。各車両にはセーフティドライバーが乗り込んでいるものの、運転そのものは自動で行われた。公開されたビデオでは、各車両が適度な車間距離を保って走行する様子が確認できる。
パレードが行われたのは試験トラックだったため、障害物等がなく路面のコンディションも良いために、通常の道路よりも車間距離を狭くして走行できたようだ。
・1台失格
このパレードは実は56台によるものだったが、1台のセーフティドライバーが車両を少し操作したために失格となり、ギネス記録としては55台となった。とはいえ、セーフティドライバー全員が自動運転の知識なく参加していて、長安汽車のエンジニアは「短時間で自動運転の操作に慣れることができるという、我が社のシステムに自信を持つことができた」としている。
ギネス認定された走行のビデオはこちらで観ることができる。
Guinness World Records