株式会社アルパカは、文章を撮影した写真をLINEに送るだけで自動で文字起こしと要約を行うサービス「アイヘルパー」を、8月1日にリリースしました。
撮ってLINEに送るだけ!自動で要約
アイヘルパーは、いつでもどこでも簡単に利用が可能。使い方は、アイヘルパーの公式LINEアカウントを友だちに追加後、写真や画像、スクリーンショット・手書きのメモなどを送信するだけ。画像内にある文字をスマートフォン上で文字起こしし、その文章をAIがわかりやすく要約して返信してくれます。
たとえば上記のような文章を読む際の、文字の“見えづらさ”からくるストレスを軽減するだけでなく、重要な情報をわかりやすく要約してくれるので、時間の節約も期待できます。
法人向けサービスも展開
同サービスは、1ユーザーあたり1日3回まで無料で文字起こし&要約を利用できます。なお送信した写真や画像データは、同社では保管しないとのこと。さらに法人向けサービスも展開しており、社外秘データなどを扱う場合は自社アプリ(AppSheet)開発も可能です。そのほか、他サービスとの連携なども相談できます。
議事録作成にも活用可能
アイヘルパーは、広告FAXや説明書のPDF・紙書類など、読む時間を効率化したい資料に活用することはもちろん、会議でホワイトボードに書いたことを撮影して、議事録を作成するという使い方もできます。このほか、多言語に対応しているため、海外の旅行や取引書類などを日本語で確認することも可能です。
“老眼鏡を不要に”。新サービス開発への思い
開発者である株式会社アルパカ取締役・奥谷隼人氏は、業務システム開発のなかで、発注書や納品書などの文字起こしを行うツール(OCR)を研究していた際、母のある行動がきっかけでアイヘルパーを思いついたといい、下記のようにコメントを寄せています。私の母は昔から視力が良く、60を超えた今でも眼鏡をかけることなく生活してきましたが、最近は近くの物が見えにくくなってきたと聞くようになり、本当は本や新聞が読みたいんだけど目が疲れると言い、プレゼントしたタブレットでヤフーニュースをよく読んでいました。
この出来事から、タブレットやスマートフォンで本や新聞を文字起こしすれば読みやすくなるのではないかと思いつき、プロトタイプを3日で作り、実際に使ってもらったところ非常に喜んでくれました。
株式会社アルパカは、「アイヘルパー」を通じて、情報を効率的に得られる社会を目指していく構えです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000120072.html
公式サイト:https://al-pa-ca.com/
(文・miyu sato)