しかし、スマホ故の欠点もある。タッチスクリーンでは複雑な操作が難しいということだ。この辺り、物理コントローラーをぜひ導入したいところ。
解決策をひとつ挙げるとすれば、スマホに最初から物理コントローラーを付けてしまえばいい。「DOOGEE S70」は、当初からコントローラーを用意している変わり種スマホである。
・物理コントローラーで誤作動を防ぐ
DOOGEE S70は予めケースが付属したスマホである。いや、これはケースでもあるが、何より物理コントローラーとしての機能を有している。十字キーとジョイスティックは左手側に付いている。FPSならば、これでキャラクターを操作する。タッチスクリーンでのキャラクター操作は、しばしば誤動作を起こす。移動のつもりがトリガーボタンを触ってしまった、ということもある。DOOGEE S70なら、そのような誤動作を起こす可能性は低いだろう。
また、DOOGEE S70にはCPU冷却機構も備わっている。ゲーミングスマホだから、本体の加熱対策は必須だ。
バッテリー容量は5500mAh。PUBG Mobileなら連続11時間、カードゲーム「ハースストーン」やマインクラフトなら連続15時間のプレイができる。
背面カメラはデュアル式。決してゲームのみに特化した単能的製品というわけではなく、普段使いの1台としても活用できそうだ。
・防塵防水、耐衝撃規格も
DOOGEE S70はIP68防塵防水規格、IP69K保護等級を達成している。アウトドアでも大活躍しそうなスペックだ。Qi規格10Wワイヤレス充電にも対応し、最新スペックのスマホとしての使い勝手も確保されている。この製品は現在、クラウドファンディング「Indiegogo」で出資枠を設けている。だがこれはひとつだけ注意が必要だ。というのも、最安出資枠は279ドル(約3万1200円)であるが、こちらはスマホ本体のみでコントローラーは付かない。上記紹介したもの全てが付属するのは、299ドル(約3万3500円)の枠からである。配送は2018年11月から。
Indiegogo