「Tikker」は、“人生の残り時間”を刻むデジタルウォッチだ。腕につけた文字盤には、残りの人生の時間が、年、月、日、時、分、秒単位まで表示される。ユーザーは、健康の履歴や年齢など、個人的な質問について回答し、質問事項を埋めていくと、その結果が算出され、人生のカウントダウンが開始される。「Tikker」のセットには、“About Time”というブックレットが付いていて、ユーザーのライフスパンを算出するプロセスの解説が載せられている。
この時計は、“死の時計”とも形容されているようだが、開発者は自身の祖父が亡くなったとき、人生の残り時間をカウントする時計を思いつき、2年の歳月をかけて「Tikker」を開発したという。人生の残り時間を自ら把握することで日々を充実させ、時間を大切に過ごして、納得の人生を送って欲しいという意味で、開発者としては、“happiness watch”と捉えているという。
資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンをおこなっている「Tikker」は、39ドルでプレオーダーでき、出荷は来年4月を予定している。毎日を有意義に過ごす意識をキープするために、あなたもこの“幸福の時計”を利用してみては。
Tikker