Sinofsky氏は自身のブログの中でカーシェアリングが交通混雑や大気汚染、エネルギー消費を緩和するものとして魅力的な分野であると述べている。そして「法人では、どの車両がいつ、どこで利用可能かを調べるのにかなりアナログな作業に頼っている」と指摘している。
車・トラックの需要が世界で最も大きい米国では、2億5000万台が登録されている。そのうち企業や大学、市町村が1000万台を所有しているが、全車両の40%しか使われていないという実態がある。Local Motionはそこに着目し、より車両を効率的に活用し、少ない所有で済む方法を提案している。
導入すると、専用のガジェットを車両に取り付けるだけで、利用する人がドアに近づいて社員証をかざすだけでロックが外れ利用できるようになるほか、専用アプリを使えばどの車両が空いているか、あるいはどの車両に“相乗り”ができるかなどが分かり、予約もできるようになっている。また、管理者にとっては車両の稼働率やリアルタイムの使用状況などのデータが収集でき、不要な車両の維持コストを減らしたりできるというメリットがある。
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