3Dプリントの技術を使った「Sesame Ring」というもので、身につけられるコンパクトな“指輪型”になっているのが特徴。ウォータープルーフ仕様になっており、RFID(Radio Frequency IDentification「電波による個体識別」)の機能が搭載されている。この「Sesame Ring」には、金をチャージすることができ、改札を通過するときに、スキャナーに指輪を読み取らせて、料金の支払いを完了させるという仕組み。
学生のチームは、“Massachusetts Bay Transportation Authority”の承認を受け、「Sesame Ring」の開発を進めている。現在、資金調達プラットフォーム「Kickstarter」で、開発資金を募るキャンペーンを展開中だ。今のところ、指輪の色は、黒色、白色、赤色、青色、オレンジ色、黄色が用意されており、印字する文字の色は金、または銀を選べる。指輪のサイズを測り、追加オプションで、印字したい4文字を選んだり、好きなデザインで発注することもできるという。
Sesame Ring