カフェやバー、ショッピングモール、オフィス、学校などへの設置を想定していて、自動販売機のように通行人が誰でも使える。ステーションには5つのロッカーがあり、利用するには空いているロッカーに端末を入れ、フルチャージするのか、半分だけでいいのかなどを操作スクリーンで選ぶ。コードにつなげる必要はなく、ただ置くだけというワイヤレス充電式で、ほとんどの機種に対応している。利用料金は充電1回あたり1−5ドル。ロッカーは暗証番号で施錠できるので盗難も防げる。
ステーションの設置者にとっては、充電の利用料金が収入になるほか、操作スクリーンとは別にステーション上部にあるスクリーンで宣伝映像を流すことができるのもメリットだ。また、操作スクリーンでアンケートなどに答えると無料で充電できるようなプログラムを設定することもできる。飲食店や小売店では、店のドアに「店内で無料充電できます」とうたい、集客ツールとして活用することもできそうだ。ChargeAll幹部は「銀行のATMのように、街のあちこちに充電ステーションが登場するようになるかも」と期待している。
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