ここ最近、小型プロジェクターのクラウドファンディングが多くなっている。
プロジェクターの可能性は無限大だ。もしかしたら、今ある液晶画面を凌駕してしまうかもしれない。何しろ、ただの壁が100インチ超えの大画面になってしまうのだから。
また、プロジェクター自体も小型化している。大きくてどっしりとしたものから、小さく手軽なものへ変化を遂げたのだ。
積み木型プロジェクター
そんな中、「iBeamBLOCK」という製品が発表された。
これはモバイル機器の積み木というべき逸品。下から13,200mAh容量のパワーバンク、小型プロジェクター、4.5インチサイズのWindowsタブレットという順番に積み上げられている。今までにないタイプのモバイル機器だ。
Windows OSで4.5インチというのは小さすぎるのではという感じもしないでもないが、画面内容を即座に投影できるプロジェクターの性能がそれを補っている。最大120インチサイズで映し出すことが可能で、それ故に社内会議やプレゼンなどにも充分活用できるはずだ。
ちなみにこのプロジェクターは、タブレットとパワーバンクを外して単独で用いることもできる。当然、付属のパワーバンクは他のモバイル機器の充電に振り分けることも。
発送開始は7月
問題は値段である。クラウドファンディングサービス「Indiegogo」では599ドル(約6万6,000円)の枠が用意されている。
これを安価なものと取るか、はたまた高価と見なすかは人によって分かれるだろう。だが嬉しいことに、出資者への発送が7月からとなっている。つまり生産自体は開始されているのだ。
こうした製品が、日本のビジネス関係者に変革をもたらす可能性は充分にあると見るべきだろう。
Indiegogo