その名も「ORA GQ Headphones」。ノーベル賞受賞の注目の新素材を使ったヘッドフォンだ。
・スピーカーにピッタリな軽量さと頑丈性
グラフェンは炭素原子の層で構成される素材で、六角形の結晶格子が完璧な形のハチの巣構造を形成している。そのため、非常に頑丈でかつ軽量という特質をもっており、さまざまなツールに導入され、著しい成果を上げている。スチールの200倍の強靭さ、紙の1000倍の軽さだという。
「ORA GQ Headphones」にもグラフェン素材が使われており、キズのないサウンドをつくることが可能になった。スピーカーは振動によって音を伝えるため、軽くて丈夫なこの素材は、まさにスピーカーにピッタリ。
即座に音質を改善し、バッテリーライフは最大70%向上。小さいスピーカーでも音量アップが期待でき、高周波応答の性能も向上する。
・特許取得の“GrapheneQ”技術
特許取得の技術“GrapheneQ”という膜が使われており、比類ない迫真性を実現した。
通常のクローズドタイプのヘッドフォンでは、耳と耳との間の小さな空間に音響空間が生まれる構造だが、“GrapheneQ”の場合、より広い音響空間を生成するため、臨場感ある音を聴くことができるという。
・ジェスチャーコントロールも
ワンタップしたり、スライドさせたりすることで、“スタート”“スキップ”など、ジェスチャーコントロールできるシステムも使いやすそうだ。
自分だけの音楽体験に没頭できそうな「ORA GQ Headphones」は、目標金額13万5000カナダドル(約1133万円)のところ、38万カナダドル(約3191万円)近い資金を集める注目ぶり。現在のところ、プレオーダー価格329カナダドル(約2万7600円)~。7月21日まで出資を受付中だ。
ORA GQ Headphones