ホバーボードや電動スクーターで注目のスタートアップSwangtronが、初となる電動サーフボードを発売する。
・Swagtronによる「SwagSurf」
米ラスベガスで行われたCES(国際家電見本市)で発表された。その名も「SwagSurf」。本体は全長8フィート(約2.5m)だが、3つに折りたたむことができ、小型のキャリーケースに入れて持ち運ぶことが可能だ。
頑丈なドロップステッチ構造で、中を押すと、空気ではなく泡で満たされているような感覚だという。本体背面には、スピードをコントロールするためのワイヤレスリモコンと小型モーターが装備されている。
底面には安定のためフィンと、その前に水中翼が取り付けられており、その水中翼がボードと人を持ち上げることになる。安定性維持のため、SwagSurfが完全に水面をかき分けるわけではないが、充分な走行性能を誇るとのこと。
・バッテリーは取り外し可能!
一度のチャージで44分間の走行を楽しめ、最大時速は15マイル(約24km)だ。バッテリーは取り外し可能のため、予備バッテリーを準備しておけば、すぐに取り換えることができる。長時間楽しみたい人にはありがたい機能だろう。電動であるがゆえに、波がなくても、そもそも海だけではなく川でも楽しめるのも大きな魅力。
Swangtoronによると、今年の第1四半期中の販売を目指しているが、現時点ではまだ試作段階で、実際の販売までには改良が加えられる予定だ。価格は2400ドル(約28万円)程度になる見込みとのこと。決して安い買い物ではないが、マリンスポーツ好きな方は、ぜひチェックしてみてはいかが。
The 10 Weirdest Gadgets of CES 2017
Swagtron's electric surfboard can ride over the waves