でも確認するために自転車をいったん停めるのは面倒だったりする。あるいは片手にスマホを持って運転するというのは危険な行為だ。
そこでイギリスの自転車好きコンビが開発したのがサイクリング用のコンパスナビ「BeeLine」。スマホと連動して進むべき方角と目的地までの距離をシンプルに示してくれる。
・Googleマップと連動
BeeLineは腕時計のような外観で、加速度センサーやジャイロスコープなどを内蔵。使うには、専用バンドでハンドル部分に固定すると同時に、スマホとBluetoothで連携させる必要がある。
というのも、BeeLineはスマホ内のGoogleマップデータに基づいて作動するから。アプリのマップで目的地(経由地も)を設定すれば、現地点からどの方角に進めばよいか、またあとどれくらいの距離があるのかが矢印コンパスと数字で示される。
ユーザーはBeeLineを見ながら、コンパスの方向にペダルをこぐだけで迷わず到着できるという仕組みだ。
・1回のフル充電で30時間
また、BeeLineには速度を表示するモードもあり、自転車に乗らない時はバンドから取り外して時計として使うことも。
電池消耗の少ない電子ペーパーを活用しているので、1回のフル充電で30時間使えるのもユーザーフレンドリーだ。
・海外へも無料発送
まさにシンプルさと利便性を追求して開発されたBeeLineだが、2015年にクラウドファンディングサイトでの資金調達に成功。このほど出資者への発送が始まると同時に一般発売も開始された。
現在、注文はオンラインで受け付けていて、価格は99ポンド(約1万4000円)となっている。英国外へも無料で発送してくれるので、プレオーダーを見逃して悔しい思いをしていたというサイクリストは要チェックだ。
BeeLine