同市に電力を提供している公営企業「Silicon Valley Power」が、WiFiのハブを兼ねる電力自動検針メーター「Smart meter」を市内で導入して実現した。提供するWiFiネットワークの名称は「SVPMeterConnectWiFi」。利用するにあたってパスワードや特別な手続きなどは一切必要なく、住人だけでなく同市で働く人、あるいは旅行者など誰にでもオープンだ。もちろんメーター本来の役割である各家庭の電気使用量データは安全に送信される。
Silicon Valley Power社によると、WiFiの通信速度は最大1Mbps。これは3Gの通信速度を下回り、データの大きい動画のスムーズな閲覧などには厳しい速度だ。だが同社は「メールやソーシャルネットワークをチェックするには充分」としており、1日あたり5000回の接続を見込んでいる。
Santa Clara Free Wi-Fi