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外出先からスマホで自宅のヒーターを管理できる「Tado°」、英語アプリ導入でグローバル展開へ

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Tado°一軒家やアパートなどの家庭、小規模オフィスのヒーターをスマートフォンでコントロールできる「Tado°」。ドイツ発のこのサービスはこれまでドイツ語圏(ドイツとオーストリア)で利用されていたが、このほど英語にも対応するアプリを発表した。同様のサービスにはNESTがあるが、対象を米国居住者に限定している。Tado°は今後自社のサービスが主に英国などで導入されるとみている。

利用するには、まず「Tado°Box」という専用の機器をヒーターのサーモスタットと交換、あるいは直接ボイラーにつなぐ。そしてインターネット接続を中継する機器をルーターに差し込み、専用アプリをスマホにダウンロードするとシステムとアプリが通信し、外出先から温度の調整などをすることができるようになる。また、ユーザーがスマホを持ち歩くだけでシステムがユーザーの居場所を確認できるため、特にアプリで操作をしなくても仕事に出かけたらヒーターは自動的にオフになり、帰宅前には家を暖めておいてくれる。

さらにTado°が素晴らしいのは、居住者の行動パターンや気象データ、建物の特徴(断熱性や窓の有無)などを考慮して温度調整をしてくれるところにある。例えば、晴天という予報の時にはヒーターを止め、窓から差し込む日光で部屋を暖めることを優先してくれるようになっている。

同社は「無駄なエネルギーの消費をカットすることで地球に優しいだけでなく、節約にもなる」とメリットを強調する。

Tado°

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