マサーチューセッツ工科大学の研究者らによって、メガネをかけていなくても、はっきりと文字や映像を見ることができるスクリーンが開発された。
・メガネの必要ない3Dスクリーン開発技術を応用
この技術は、眼鏡をかける必要のない3Dスクリーンの作製と同様の技術を用いて開発されたもの。
左右の目にわずかに異なるイメージを映すことで視差を作り、これによって
人の視力にあったイメージを作りだすことができるという。
・車の運転中のリスクも軽減
このスクリーンを使用すれば、スマートフォン・タブレット端末・PC・カーナビなどのディスプレイを、メガネやコンタクトレンズなしでもはっきり見ることができるようになるという。
車の車内ディスプレイに活用できれば、運転中にディスプレイを確認するためメガネを取り外すといった危険な動作をなくすことができるとも考えられている。
一方で、マイナス面として、スクリーンの映像がわずかにザラザラに見えるということが挙げられるが、研究チームは大きな問題ではないと語っている。
この技術が実用化されれば、メガネやコンタクトレンズを装着する煩わしさから多くの人が解放されることになるため、今後の更なる研究に期待が高まっている。
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