細かな動きを要するコンピューターゲームをするとき、コントローラーは重要だ。微妙な力加減を反映してくれないとイラッときたりするもの。
そんなゲーム愛好者のために開発されたのがアナログタイプのキーボード「Wooting one」。繊細なキータッチで微妙な操作を可能にする。
・力加減をセンサーで感知
Wooting oneの外観はクラシックなキーボード。キーはやや厚みのあるタイプで、軸で浮いているデザインだ。
この軸部分がWooting oneのポイント。というのも、通常のキーボードだとキーは押したかどうかだけを反映するが、Wooting oneは押す力加減を感知する。
具体的には、どれだけ深くキーを押したかでゲームの操作をコントロールできる。例えば、カーレースのゲームで、キーを押す力を微妙にコントロールして絶妙なハンドルさばきやスピード調整をすることができる。
・配置のカスタマイズも
もちろん、Wooting oneは通常のタイピングキーボードとしても機能する。デジタルとアナログのモード切り替えはボタンひとつと簡単だ。
また、キーキャップは取り外しができ、他のメーカーのキャップに取り替えることも。加えて、軸そのものの配置もカスタマイズ可能となっている。
Wooting oneは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募集中。すでに目標額を達成し、商品化はほぼ確実な状勢となっている。
今なら139ユーロ(約1万7000円)の出資で入手できるので、ゲーマーは要チェックだ。出資期限は6月23日。
Wooting one/Kickstarter