ボタンを押すだけで家族や友人にSOS を求め、位置情報や音声なども自動送信できる「Wearsafe」だ。
・登録相手にSOS一斉通知
Wearsafeは小さな歩数計のような形状で、ポケットに入れたりバッグに付けて利用する。
スマートフォンと連携させるのが前提で、最大61メートルの範囲内で作動。使用にあたっては、あらかじめ専用アプリでSOSを知らせる相手を登録しておく。
すると、万が一のときに、Wearsafeのボタンを押すだけで自動的に登録した人に通知がいく仕組みだ。テキストやメール、ノーティフィケーションで緊急事態を知らせる。
・音声のストリーミングも
さらに、位置情報も通知し、スマホがとらえた音声も自動的にストリーミングする。加えて、移動速度も通知する。これにより、車で連れ去られたかも、といったことがわかるのだという。
・SOSを受け取った人でネットワーク形成
Wearsafeのユニークな機能が、緊急事態時にはSOSを受け取ったメンバーによるプライベートチャットのネットワークが形成されること。
メンバー同士で「誰か近くにいる人いない?」「私が今から現場に向かう」などとやり取りできるというもので、一刻を争うような事態で役立つ。
こうしたガジェットは使う場面がないに越したことはないが、不測の事態に備え、持っていると安心感につながる。
Wearsafeは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募集していて、今なら40ドルの出資で入手できる。キャンペーンは8月20日まで。
Wearsafe/Kickstarter