こうした情報は、劇場ごとに告知されていることが多く、1度ですべてを網羅するのは、なかなか難しいというのが現状だ。
そんな不便さを解消してくれるのが、「映画ランド」というアプリ。映画鑑賞に必要なあらゆる情報を1つに集結。劇場や上映スケジュールはもちろん、チケットの予約購入から座席の指定までできる、映画ファン必携のアプリである。
現在ユーザー数は、20万人を突破。2015年には、100万ダウンロード到達が見込まれているというから、その人気は相当なものだ。
提供元は、インターネットサービスやアプリケーション開発で、グローバルに事業展開するホットモブ・ジャパン。多くのユーザーから支持される秘密を探るべく、同社、白井 優子(しらい ゆうこ)氏のお話を伺った。
映画鑑賞に必要なアクションがすべて叶う便利なアプリ
Q1、まずは「映画ランド」開発のきっかけについて、お聞かせください。
映画を観ようと思ったときに、知りたい情報をすぐに、簡単に入手できる便利なものが欲しいと思ったのが、「映画ランド」開発のきっかけです。
従来は、Googleなどの検索サイトで近くの劇場や公開中の映画、上映時間などをいちいち調べていたのが、「映画ランド」を使うことで、アプリ内でのこれらの検索がまとめてでき、さらにチケットの予約購入、座席の指定までが可能になれば、まさにすべてが叶うという理想を実現できると思ったからです。
Q2、「映画ランド」とは、どんなアプリなのでしょうか。
映画のチケット予約や上映検索など、劇場での映画鑑賞に特化した映画情報アプリです。
オンラインチケット予約は、現在全国のシネコン(大型映画館)にしか対応していませんが、今後は単館系映画館にも対応する予定です。
映画のニュースを随時配信し、新作映画の情報やユーザーレビューをチェックできるSNS機能も充実しています。
気になる映画の通知情報を設定すれば、予約販売開始時に通知が届き、観たい映画を見逃さずにすむ仕組みです。
他にも、試写会のチケットや非売品グッズといった、利用者には嬉しいプレゼントキャンペーンを行っております。
Q3、リリースからわずか6か月でユーザー20万人という人気ぶりですが、ここまで受け入れられた理由は、どこにあると思われますか。
利用者のニーズを追求した、「サービスの独創性と利便性」というところでしょうか。
これまで、上映中の映画や映画館の場所、上映時間などをまとめて検索できるサービスがなく、不便だと感じている人は、たくさんいたと思います。
なおかつ、ややこしかったチケットの予約購入方法を、どれほど「楽」にできるかが重要でした。これらの要素を網羅し、直感的に操作でき、効率的かつ使いやすいことが、ユーザーに愛用されている理由の1つではないでしょうか。
Q4、今回はSNSとタイムラインを大幅に強化されたとのことですが、そうしたバージョンアップは今後もあるのでしょうか。
映画好きなユーザー同士が、今まで以上に交流を行うことができる機能を、数多く備えていく予定です。
単なる映画チケットを予約するツールとしてだけでなく、「映画好きが集まる」ソーシャルメディアをめざしているので、今後のバージョンアップでも、ソーシャル機能の向上に大きく注力していきます。
「楽」をコンセプトにユーザーの映画ライフをサポート
Q5、「映画ランド」は今後、どのように育っていくのでしょうか。未来への展望について、お聞かせください。
一言で言えば、色々な意味において、「楽」に特化したいです。
「楽」なチケッティングサービスを提供しながら、「楽」しいメディアであるようにブランディングしているので、まずは、サービスの面である「チケッティング」を究極的に「楽」にさせ、映画ファンには「楽」しいコンテンツや機能を持つ「ソーシャルメディア」として、映画ファンのみならず、映画を楽しむすべての人に、満足してもらえるような存在に育てていきたい、と考えています。
Q6、これから「映画ランド」を利用するユーザーへ、メッセージをお願いします。
「映画ランド」は、映画館で映画鑑賞をする人におススメの映画アプリです。
これからも、映画ファンの皆さんの充実した映画ライフをサポートしていきますので、是非一度お試しいただき、よりよい映画ライフを送ってください!
映画ランド