かといって、すべての日程分の着替えを持参するとなると荷物がかさばり、その判断は難しいところ。また、シャツなどはクリーニングサービスに出せるが、下着となるとそうはいかない。
旅先での手洗濯の手間を省きたい。そうした視点で開発されたのが、超音波で衣服の汚れを落とすガジェット「Dolfi」。洗面台に水をはり、衣服と洗剤、そしてDolfiを入れるだけで洗濯できるというスグレモノだ。
・洗面台やバケツが洗濯機に
Dolfiは石鹸ほどの大きさ。PCのマウスのようにコードにつながっていて、コンセントにさして使う。洗面台やバケツなど水をためられれば、そこが洗濯機になる。
スイッチをオンにするとDolfiから超音波が出て、衣服の汚れを落とすという仕組みで、洗濯にかかる時間はおおよそ30分。あとは、すすいで干せば終了だ。
・衣類を傷める心配なし
Dolfiは コンパクトサイズで、さほど荷物にならないのが売り。旅先に持参して洗濯すれば、着替えの荷物をぐっと少なくすることができる。
また、Dolfiのもう一つのメリットは洗濯機のように衣服をぐちゃぐちゃにしたり伸ばしたりしないので、生地を傷める心配がないという点。
シルクやレース、カシミアのような手洗いが基本のデリケート素材の衣類にも対応するので、旅行時だけでなく日常でも活躍しそうだ。
このハンディな“洗濯機”、資金調達サイトIndiegogoで展開中のキャンペーンでは99ドルの出資で入手出来る(米国外への発送はプラス25ドル)。
旅行や出張が多い人、自宅で頻繁に手洗濯することが多い人は要チェックだ。キャンペーンは2月19日まで。
Dolfi/Indiegogo