『ネイルブック』には、2011年4月にリリースされて以来、現在までに70万枚以上のネイル写真が投稿されている。
投稿写真の6割がプロのネイリストによる最新の流行ネイルで占められており、ファッションに興味のある20代~30代女性ユーザを中心に利用されている。
このアプリが威力を発揮しているのが、プライベートネイルサロン。配信元の株式会社スピカの調べによると、公式にサロン情報を『ネイルブック』に登録し、サロン向けサービスを利用している公式サロン登録数は 1,100 店舗を超え、そのうち 9 割がプライベートサロンだ。
これは、実力のあるネイリストは有名店舗で働いた後に独立するというキャリアスタイルを背景にしている。利用客を対応する接客時間も大体 2.5〜3.5 時間と長めに設定し、完全プライベートで1店舗に1席のみで経営しているサロンの割合が64%、2〜3席の店舗も26%となっている。
ネイリストさんが自宅兼店舗で営業しているケースも多く、ユーザーにとっては人気のプライベートサロンを探すことがますます難しくなってくる。
その悩みを一気に解決し、サロン選びに失敗しないサロン検索サービスを提供することでビジネスにつなげたのがこのアプリ、『ネイルブック』だ。
公式サロンで実施したアンケート結果では、『ネイルブック』経由で来店する顧客の特徴として、「デザインをたくさんする方が多く単価が高い」「デザインへのこだわりが強い」といった傾向があり、『ネイルブック』を利用しているユーザと高い親和性を示している。
今春には、ネイルサロンの予約が簡単にできるサービスの提供を予定しているそう。自分でネイルアートをする人も、すでにお気に入りサロンがある人も、デザインの参考に気軽に利用できるのでオススメ。
「ネイルブック」公式ウェブサイト
「ネイルブック」iPhone版 App Store
「ネイルブック」Android版 Google Play
(Writer: Saera Jin)