目の前にモニター3台を広げられ、キーボードやマウスなどを好みの場所に配置できなど自分だけのゲーム空間をつくれるというもの。そして、たっぷりゲームを楽しんで疲れたらマッサージも受けられる。
・149万円!
ゲーム市場は右肩上がりに成長していて、そうした動向を踏まえAcerは2008年にゲームブランド「Predator」を立ち上げた。今回はそのPredatorブランドのゲーミングチェアだ。Thronos AirはオリジナルThronosの大衆路線モデル。外観や、ゲームに投入できるような仕掛けは同じだが、値段が大きく異なる。初代のThronosが2万9999ドル(約320万円)だったのに対し、Thronos Airは1万3999ドル(約149万円)だ。
どうやらモニターアームの電動化をなくすなどしてコストを抑えたようだ。
・ゲームで疲れた体を癒す
その一方で、Airで新たに加わった機能もある。マッサージだ。ゲームはやり出すと時間を忘れて没頭するもの。気がつけば同じような姿勢を数時間とっていた、ということもあるだろう。そんなとき、このリモコンひとつで作動させられるマッサージ機能は体をほぐすのにうってつけだ。前モデルよりも安くなったとはいえ、約150万円というのはポンと出せる額ではない。しかし発売するからにはそれなりの需要を見込んでいるはずで、年内に発売されるAirの売れ行きが気になるところだ。
Acer
(文・Mizoguchi)