消費者の関心を広く集める毎年恒例のイベントだが、Apple は今回初めてYouTubeでもイベントの様子をリアルタイム配信する。
・配信リマインダー設定ができる
Appleのイベント会場には報道関係者が詰めかけるが、そこで展開される様子を消費者はこれまでネットで閲覧できた。ただ、当初はApple製品のためのウェブブラウザSafariに限定され、視聴できる人は当然Safari搭載製品のユーザーに限られていた。しかし2015年からはMicrosoftのEdgeブラウザでも閲覧できるようになった。そして、昨年はChromeとFirefoxに門戸を開き、Twitterでもストリームしたのは記憶に新しい。
こうした経緯を踏まえれば、今回のYouTubeでの配信は自然な流れだったのかもしれない。ちなみにYouTubeのページではイベントの配信をリマインダー設定することができる。
・新Apple Watchも?
今度のイベントではiPhone 11の少なくとも3つのモデルの発表が見込まれている。また、チタン製のバージョンを含む新Apple Watchもカミングアウトしそうだ。ハードウェアに加え、「今秋から」としか案内されていなかったApple TV+やApple Arcadeの提供開始日も発表されるかもしれない。
例年この時期に開かれるAppleのイベントは各メディアで一斉に詳細が報じられるが、いち早く知りたい、イベントの雰囲気も楽しみたいという人は、ストリーミングを利用しない手はない。ただし、日本時間11日午前2時スタートなので、超早起きか超夜更かしの覚悟が必要だ。
Apple Special Event/YouTube