“パスワード管理”だけでは不安な人には、中国のGEAKからリリースされた、特殊な指輪型デバイスが役立ちそうだ。GEAKの指輪型デバイスには、近距離無線通信NFC(Near Field Communication)の技術が使われており、これを装着した人がスマートフォンを利用したときだけ、ロックが解除される。ユーザーはデバイス内にパスワードを記憶させておき、スマートフォンの付近に指輪型デバイスが存在しているときのみ、自動的にアクセスを許可。離れると自動的にロックがかけられ、オプション機能が働いて、スタンバイ状態になる。この機能のおかげで、無駄な電力消費を省き、バッテリーを長く保つこともできる。
また、指輪型デバイス自体にデータなどを保存しておくことができ、簡単にデータを他のデバイスに移すことも可能だという。GEAKの指輪型デバイスは、199人民元で販売されている。現在のところ同社の“Eye”“Mars”のスマートフォンにしか対応していないが、今年11月までに、Samsung、Xiaomi、Oppoなどにも対応させる予定だ。
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