米カルフォルニアに拠点を置くスタートアップ「Deezmaker」が開発した。持ち運びを前提に作られ、装置の上部にはハンドルもついている。フレームにアルミを使うなどして軽量化し、従来のものでは考えられなかった2キロという軽量を実現した。学校での授業に活用したり、ビジネスシーンではお得意先に持ち込んでデモンストレーションを行ったりするのにも使えそうだ。
もちろん軽量化だけが売りではなく、オブジェクトの制作技術も従来のプリンターに遜色はない。制作できるものの大きさは最大で12.5×15×12.5センチ。PLA樹脂やABS樹脂、MABS樹脂、ナイロンなどの素材に対応し、ノズルは直径0.5ミリ、スピードは秒速150ミリとなっている。
気になるのは値段だが、8月4日まで展開するキャンペーンでは599ドル出せば入手できる。年内にも発送が始まり、米国外へは送料25ドルがかかる。
Deezmaker