対象となる機種はiPhone4と4S。電極が埋め込まれたケースをiPhoneにはめて使う。アプリを起動させ、ケースのセンサー部分を胸部または指にあてると、心電図が測定できる。計測したデータはアプリを介して無線で同社のクラウドサービスへ送られる仕組みだ。そこに保存されるデータは必要に応じてアクセス可能で、誰かと共有したりプリントしたりすることもできる。
この機器、日常生活で利用するのに持ち運びが楽という点が最大の売りだ。関係者によると、不整脈や心房細動などを簡単にキャッチできるほか、リスクのある患者、あるいは術後間もない患者を監視するのにも有用という。
機器を購入するには、医師のID番号などを明記する必要がある。今後はiPhoneの他機種とAndroidにも対応できるケース、さらにはiPadのスクリーンに手のひらをおいて測定できるような機器の開発を考えているという。
AliveCor