同社はこれまで米ドルのみ扱っていたが、このほど英国ポンド、ユーロ、カナダドルでも寄付を受けられるようにした。同業のKickstarterも10月に英国ポンドの取り扱いを始めたばかりで、諸通貨に対応する動きが今後拡大する気配だ。
Indiegogoは無料で誰でも利用できるとあって、アイデアを実現しようとする世界中の起業家やクリエイターたちに活用されているものの、取り扱う通貨はこれまで米国ドルのみだった。今回の取扱通貨の拡大で、募金をする側も募る側にとっても、クラウドファンドがより身近なものになりそうだ。
また、従来の英語のプラットフォームに加え、フランス語版、ドイツ語版も今月から運用が始まった。さらには、英国、フランス、ドイツ、カナダ各国専用のホームページも2013年早々に立ち上げる計画だ。これにより、上記各国のユーザー(資金提供者)は自国または自分が住むエリアでどんなプロジェクトが進行しているのかなどを素早く検索できるようになる。
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