「Shuttersong」もそんな写真共有アプリの1つで、167万ドルの投資資金を集めたという。ユーザーは「Shuttersong」アプリを使って、スマートフォンで写真を撮影したり、音声を録音して、写真に音楽や音声を組み込める。音楽は録音したものだけでなく、音楽ライブラリから引用することも可能だ。
またユーザーは既存の画像や、Webからダウンロードした画像を使用することもでき、作成した“音声付き写真”は、Facebook、Twitter、Tumblr、SMS、emailで友人とシェアできる。劇的な瞬間をキャッチした写真、思い出の1枚の写真に、お気に入りの音楽や、相手に宛てた録音メッセージを添えることで、“しゃべる自画像”“歌うポストカード”“ミュージカルカード”生まれたばかりの赤ちゃんの声付きカード、「ありがとう」を伝えるメッセージカードといったように、オリジナルの素敵な写真が作成できる。
「Shuttersong」では現在、企業ブランドやマーケティング会社、広告代理店などと提携し、新しいスタイルのソーシャル広告のキャンペーンを実施しようと取り組んでいるという。あえて動画のように動的な画像ではなく、写真という静止画像を用いることで、落ち着いてじっくり画像に注目する余裕が生まれ、思いをめぐらす楽しみもある。“しゃべる写真”は動画とはまた違う使い方ができそうだ。
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