2010年にサンフランシスコで始まったこのサービス、昨年5月20日に50億回を超えていた。わずか1年で50億回の利用があったことになり、加速度的に利用が増えていることがわかる。
・100億回目は5大陸21カ国で
アプリで簡単に配車を依頼でき、また従来のタクシーより運賃が安いとあってUberは一気に世界に浸透した。車を所有する人が小遣い稼ぎができるということも支持されてきた要因の一つだ。今回の100億回は6月10日の午後10時12分(GMT、グリジッジ標準時)、世界で同時にあった173の配車とデリバリーにより達成された。
この173の利用場所は5大陸21カ国で、モントリオール、メキシコシティ、マイアミなど。1キロにも満たない乗車もあれば、空港までの長距離移動もあり、また寿司やバーガーのデリバリーもあったという。
・新規利用者も
注目すべきは、今回の173の利用のうち、5人の利用者が“Uberデビュー”だったこと。つまり、リピーターが多数を占めながらも、いまだに一定の新規利用者をひきつけているということがうかがえる。サービス開始以来、Uberの利用数は右肩上がりではあるものの、最近は競合するサービスも多い。一方で、現在開発中の自動運転車によるサービスも近い将来始まることが予想される。今後、利用200億回というのがいつの達成になるか見ものだ。
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