そのアフラックが、マスコットキャラを模したロボット「My Special Aflac Duck」をつくり、小児がんと闘う子どもに無償提供する取り組みを米国で進めている。
・闘病を励ます存在に
アヒルロボは、がん闘病中の子どもを励ます存在になればと、ロボティック会社Sproutelと共同で開発した。
小さな子どもの腕に収まるサイズで、ぬいぐるみのよう。実際子どもたちは手触りを楽しんだり、アヒルロボにキスしたり、抱きしめたりできる。
・気持ちの代弁も
もちろん、ロボというからにはそれだけでない。首を傾げたり、くちばしを動かしたり。インターラクティブ性も備えていて、なでてやると気持ちよさそうに鳴き声も出す。
また、元気、苦しい、悲しいなどの表情をした、RFIDチップ内蔵の絵文字バッジをアヒルロボの胸にタッチすると、そうした感情をアヒルが鳴き声や仕草で表現することもできる。これを使って、子どもは医療関係者や家族に自分の状態や気持ちを知らせることができる。
開発元によると、小児がんの闘病は平均1000日かかるのだという。治療で辛い思いをすることの多い子どもたちの顔に、このアヒルロボで笑みが浮かぶのなら素晴らしい。
Sproutel