ソニーモバイルが開発したのは、投影した画面をスマホのようにタッチ操作できる次世代型Androidプロジェクター「Xperia Touch」。バルセロナで開催中のMWC(Mobile World Congress)2017の会場にて、記者会見を開いての発表となった。
・投影した画面をタッチして操作
Xperiaと言えば、スマートフォンでおなじみのブランド。本プロダクトは、同じ名前を冠した“Xperiaスマートプロダクト”における、第2弾製品となる。
本体には、23~80インチ画面を投影できる超短焦点プロジェクターと、タッチ認識のための赤外線センサーを実装。壁、テーブルといった任意の場所に、アプリやゲーム画面を投影すれば、自由にタッチして操作できるようになっている。
・ゲームから動画の鑑賞まで幅広く対応
投影表示には、ソニーのSXRDを採用。映画フィルムのようになめらかで、精度の高い画質を実現し、映し出す場所の明暗を選ばない。
本体にはまた、Android OSを搭載。Google Playのストアにも対応しているため、アプリはもちろん、動画の鑑賞にも利用可能だ。PlayStation 4のゲームを、画面投影して楽しむこともできるという。
市場導入は、今年の春以降。価格や日本国内での販売に関しては、未定だそう。早く本物を拝みたいものだ。
Xperia Touch/ソニーモバイル