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人工知能搭載のカレンダーアプリ「Tempo」、カレンダーの情報を分析して関連するメールやドキュメントにアクセス可能

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Tempo人々は以前から、カレンダーを壁にかけたり、手帳に記入するなどして、日々のスケジュール管理をおこなってきた。電子ツールの発達した現在では、紙の媒体ではなく、スマートフォンなど携帯端末のアプリを利用する人も増えた。「Tempo」も、そんなカレンダー機能をもつスケジュール管理アプリだが、「Tempo」には人工知能が搭載されているのが大きな特徴だ。

SRI Internationalからローンチされたこのアプリは、人工知能と学習機能によって、モバイル端末のカレンダーのデータを分析し、相手とのコンタクト、関連性のあるメールやドキュメントデータなど、ユーザーが必要としている情報を探し出し、カレンダーに入力されているスケジュールと結びつけてくれる。単にユーザーの要求に対し、正確な情報を提示するだけでなく、人工知能が「ユーザーは何をしようとしているのか」という点を汲み取り、ナビゲーションをしてくれるのだ。これで、それぞれの会議に必要なアジェンダや、取引相手の連絡先などの情報を探すのもぐっと楽になりそうである。

「Tempo」は、Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのドキュメントデータに対応しているほか、「LinkedIn」のプロフィールを見たり、「Foursquare」や「Yelp」に接続して、そのエリアの情報について調べたりすることもできる。さらに、ミーティング場所への道路検索や、付近の駐車場ポイントの表示、到着予定時間のサーチなども可能。予約している飛行機のフライト情報まで網羅しているというから驚きだ。また、会議に遅れそうなときは、テンプレートで入っているメールフォーマットを送信することもできる。

単なる日程管理をするだけでなく、とにかく便利な機能がたくさん搭載されているカレンダーアプリ「Tempo」は、無料で利用可能で、iTunesのストアで配布中。

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