そこで米国のスタートアップCorosが開発したのが、骨伝導で音楽やナビゲーション音声が聞ける自転車用ヘルメット「LINX」。
クラウドファンディングサイトKickstarterに登場した途端、資金調達の目標額5万ドル(約508万円)をあっさりクリアし、ヒットを予感させる。
・耳を塞がない!
LINXはスマホとBluetoothで連携し、スマホに入っている音楽やナビの音声を聞いたりすることができる。また、高性能マイクも内蔵するので双方向の通話も可能だ。
こうした機能に骨伝導技術が使われているのがLINXの最大の特徴。ストラップに骨伝導のための振動板やマイクが内蔵され、頰骨を通じて音が届く仕組み。
イヤホンと違って、耳は“オープン”な状態なので、周囲の音を同時に拾うことができ、走行中の安全性アップにつながるとしている。
・アプリで走行データを管理
また、専用のアプリ(iOS、Android)を使えば、走行中のスピードや距離、走行時間、ペース、燃焼カロリーなどを音声で案内してくれる。
特に、真剣にトレーニングする人にとって、ハンドルから手を離さずにそうしたデータをチェックできるのは便利そうだ。
また、上記のデータに加えルートなどの情報もアプリに保存したり仲間とシェアしたりすることも可能となっている。
・今なら半額プライス
LINX は1回のフル充電で10時間使用できる。カラーは3色、サイズはM(54〜58センチ)とL(57〜61センチ)の2つ。
Kickstarterでは今なら予定小売価格199.99ドル(約2万円)の半額、100ドル(約1万円)の出資で入手できる。出資は10月24日まで受け付け、すぐに発送が始まる見込み。
LINX/Kickstarter
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