・カヌー、カヤックに、簡単に取り付けられる
ポータブルタイプのウォータースポーツ向けジェットエンジンで、手持ちのカヌーやカヤックがたちまち電動モーターで動くようになる。
取り付けも簡単で、カヌーやパドルボード、スキューバダイビングなど、さまざまなマリンスポーツツールに用いることができる。
例えば、パドルボードのフィンボックス、ディンギーの後ろ部分、カヌーマウントに設置するようなかたちだ。スキューバのタンクに取り付けるアタッチメントは現在開発中。
・1000Wのパワフルなバッテリー
3.1キロワットの水冷却モーターは、360度全範囲から水を吸い上げ、推進力に変える。
ジェットエンジン内には192ワット時のバッテリーが搭載されており、1000ワットの出力を誇る。
チームではさらに大型タイプのバッテリーを開発中で、3000ワットの出力を目指しているという。
・距離が離れると、オートでオフになる機能
全体の大きさは約80センチメートル、重さは2.4キログラム。3つのボタンが付いた専用リモコンで、スイッチのオンオフ、スピード調節などができる。
オート電源オフ機能が付いていて、乗り手が水に落ちたり、モーターとの距離が離れすぎるのを感知すると、自動でオフになるので便利だ。
モーターのモードがいくつか用意されていて、スロースピードモード、高速モード、ペダルアシストモード、バッテリー長持ちモードなど、用途によって使い分けよう。
・最大時速11Kmのスピード!
最大速度は時速11キロメートル。モードによるが、バッテリーは最大で90分間もつ。
「Scubajet」では現状、Fanatic、Hobie、Sevylor、Naishなど、20のメーカー製品に対応しているが、今後さらに拡大させていきたい意向だ。
9月1日までKickstarterで出資を募集中。市場予価1690ユーロ(約18万8300円)となる見込みのところ、早期予約価格990ユーロ(約11万2300円)とお安くプレオーダーできる。
Scubajet