すでに、目標金額4万ドル(約405万円)の5倍超えの金額を達成。リアルな3Dサウンドを再現可能な精密マイクは、レコーディング界に新風を吹き込んでくれそうだ。
・微妙な音のニュアンスをキャッチ
Townsend Labs社製のサイドアドレスタイプの大きな振動版コンデンサを搭載。これが音質や空気感、ニュアンスのような微妙な部分まで捉える。
「Sphere」のシステムでは、オフマイク(off-axis)タイプの“デュアルチャンネル式マイク”を採用。
UAD、VST、AU、AAX Nativeといった“DSPプラグイン”と連動し、ワイドレンジでマイクが周辺の音のレスポンス(周波数応答)を正確にキャッチする。
・なんと録音後にエフェクト調整ができる!
実はマイクは“左出力部分”と“右出力部分”に分かれており、1つのマイクでステレオ録音をおこなうことができる。
また、デュアルモードを用いると、同じ1つのマイクを使っているのに、まるで数本のバーチャルなマイクを使っているようなミクシング感が演出できる。これは録音前でもよいが、なんと録音後に調整をかけることもできるという。
このマイクは、三次元でレスポンスをキャプチャし、オフマイクタイプならではの音のニュアンスをキャッチできるのが大きな特徴。
録音時に望ましくない“ブリード”や“屋内カラーレーション”といった現象を減らしたり、“ポーラパターン(指向特性)”や他の設定を微調整することが可能だ。
ちょっとベースが効きすぎ、あるいは弱すぎる……なんてときには、マイクの“近接効果”を調節したり、ボーカルのここの部分だけ強調したい、なんてときにも大変便利。
何よりも、録音前のみならず、録音後にも調整できるというからスゴイ。
・“ポーラパターン”を見やすくビジュアル化
ポーラパターンを可視化する“Polar Meter”のおかげで、マイクが拾っている音のレベルと方向、範囲がビジュアル化され、一目で現状が見て取れる。
誰もが待ち望んでいた機能満載のスグレモノ録音マイクは、残り22日ほど出資を受付中。
Sphere L22