そのキャタピラー社が、世界初となる赤外線カメラ搭載スマホ「CAT S60」を発表した。来週スペインで開催される「Mobile World Congerss」でお披露目し、夏にも発売される。
・煙や熱を可視化
CAT S60を一言で表すと、建設現場やアウトドアで活躍するスマホ。キャタピラー社によると、赤外線カメラを採用したスマホは世界初で、赤外線イメージ技術で先端を行くFLIR社のカメラを搭載している。
これにより、暗闇でも見えるようになるほか、煙などの有無を確認したり、住宅の熱損失箇所やオーバーヒートしている電化製品などを特定したりすることができるとのこと。
・濡れた手でも画面操作!
タフな扱いにも耐える丈夫さも売りだ。1.8メートルの高さからコンクリート面に落としても大丈夫で、防塵・防水機能も備えている。
しかも、濡れた手やグローブをしたままの手でもタッチスクリーンを操作できるという。
CAT S60のOSはAndroidのマシュマロで、32GB ROM/3GB RAM。ディスプレー4.7インチ、HD解像度1280×720ピクセル、バッテリー容量3800mAhとなっている。
今夏にも発売され、予定小売価格は599ドル(約6万8000円)。
CAT S60/キャタピラー