動力は電波
このチップ、ルーターが置かれたワイアレスネットワークがある場所であれば、電池なしで作動させることができる。さらにはチップ自体に蓄電が可能で、温度を測ったり、ルーターに合図を送ることもできるという。
これだけの機能を超小型で実現しながら、コストは1個あたり20セント(約25円)ほどで早期の普及が期待されているそうだ。
今後は様々な端末に使われる?
現段階では、ルーターから2.5cmほど離れた場所でしかチップは作動しないが、研究者たちは年内に1メートル、最終的には5mまで電波が届く距離を伸ばしたいとしている。
ワイアレスネットワーク内の電子機器にこのチップが入っていれば、遠隔での充電などが可能になるので、様々な技術に応用できそうだ。
The world’s tiniest temperature sensor is powered by radio wave