反響は予想以上に大きく、わずか2か月で多くのユーザーを獲得。大学や居住地を超えた交流の場として、幅広く活用されている。
そんな「Lemon」が、このたび新たに “社会人の入会”を解禁。より広範囲な親交を、提供していくという。
運営会社は、男女2人組で起業したLIP。共同創業者兼取締役の関口 舞(せきぐち まい)氏は、個人で純愛専用アプリを立ち上げた経歴の持ち主。
早速、ご本人から詳しい話を聞いた。
・安心かつ気軽に使える限定制SNS
Q1:まずは、「Lemon」提供のきっかけと経緯から、お聞かせください。
弊社は“、インターネットの力で人間関係を広げたい”という理念のもとに、始まりました。
このテーマに対してさまざまなアプローチを試みる中で、本当に親しい人間関係を、オンラインで作るために重要な要素は、“信頼感”“適度な匿名性”“共通の興味や話題”であることがわかりました。
その3点を満たし、“職場や学校以外の人とも話したい”という人たちにとって、一番安心して気軽に使えるSNSをめざし、「Lemon」を立ちあげました。
Q2:大学・院生限定SNSであった本サービスで、あえて社会人を受け入れることにしたのは、なぜでしょうか。
もともと「Lemon」は、あらゆる学校/職業の方に、普段のコミュニティ以外での気軽な交流のとして、お使いいただけるサービスをめざして立ちあげたものです。
最初は、信頼性のあるコミュニティ作りの仮説検証のために、限られた“大学生/院生”という層に特化して開始しましたが、一定のコミュニティができてきたこと、ユーザーからの要望も多かったことから、社会人の入会を開始しました。
・世界中の人と交流できるサービスにしたい
Q3:本サービスを利用することで、ユーザーには、どのようなメリットが生じているのでしょうか。
実際に、今までユーザーさんからいただいた具体的なご報告として、“北海道在住で研究室以外のつながりがなくて困っていたが、「Lemon」で同じ研究テーマに取り組む全国の学生と情報交換でき、仲良くなれて、就活にも役立った”“イギリス留学に関するスレッドでの交流をきっかけに、同じ留学経験者同でメッセージのやりとりを開始し、お付き合いに発展した”(中略)といったものがあります。
また、「Lemon」では、アカウントは匿名となっており、写真は本人が判別できない程度の極小のものしか、使用していないんです。そのため、本音で気軽に書き込みやメッセージができる、という点も好評です。
Q4:今後の展開について教えてください。
まずはアプリ化し、より気軽に使っていただけるサービスをめざします。また現在、アメリカ・韓国・イギリスのメディアでも話題になったことから、英語圏のユーザーが生まれて、英語のスレッドも立ち始めています。
今後は英語対応、海外展開も進めていきたいです。ゆくゆくは、世界中の人と交流できるサービスになれば、と思っています!
Lemon