なんと、端末内の“不要不急”のデータをクラウドに自動保存することで100 GB超のメモリ容量が確保できるというものだ。
・端末32GB+クラウド100GB
Robinの端末内メモリは32GB。これだと、他のスマホとそう大差はない。注目すべきはRobinには専用ストレージが用意されていることだ。
普段は端末内のメモリを使い、容量を圧迫してくると、ユーザーが長らく使っていないファイルやアプリ、閲覧していないビデオ・写真などのデータをクラウドに自動的にバックアップして端末内にスペースを確保する。
・クラウド保存は自動・マニュアル選別
この一時クラウド保存では、何を対象とするかを自動で選別するよう設定できるほか、ユーザーがマニュアルで決めることも可能だ。
そして、クラウドに移動したアプリなどは画面上にグレーで表示され、いざ使いたいときは普通にタップするだけでクラウドから“復活”する。
ちなみに、RobinのプロセッサはSnapdragon808、5.2インチ・1920×1080ピクセルの液晶ディスプレー、背面カメラ1300万画素、前面カメラ500万画素。バッテリーは2680ミリアンペア、指紋認証センサーも搭載している。
・最安タイプは“完売”
開発したのは米国のスタートアップNextbit。2010年までGoogleでAndroidプロジェクトを担当していたTom Moss氏や、HTCの元チーフデザイナーScott Croyle氏らが開発を手がけていることもこの新スマホが注目を集めている理由の一つだ。
すでにKickstarterでは、85万ドル超を集める人気ぶりで、最安パッケージは“完売”。今なら349ドル〜の出資でプレオーダーできる。
出資期限は10月1日。発送は来年1〜2月を予定し、配送対象国に日本も含まれている。
スマートフォンで写真やビデオを撮ろうとしたり、アプリをダウンロードしたりしようとして、メモリがいっぱいで焦った経験のある人、次にスマホを買い換えるならこれが有力候補となるかもしれない。
Robin/Kickstarter