ただ、今回紹介する「kraftwerk」は、これまでのバッテリーとはちょっと違う。何といっても、電気で充電するのではなく、ガスを燃料として充電しようというものなのだ。
ガスで充電するバッテリーパック
見た目は、一見すると電気シェーバーのようなボディ。大きさはおよそ10×7.5×3センチで、重さは198グラムほど。小型で持ち歩きしやすいのもメリットだ。なんと、わずか3秒でバッテリーパックの充電が完了する。
フル充電状態のバッテリーパックを用いて、iPhoneなどのスマートフォン、タブレットなど、USBプラグを通じてあらゆる電子デバイスの充電がおこなえる。iPhoneなら11回分の量に相当するという。
補給はライターのリフィルなどで
ガスの補給は、ライターのリフィルやキャンピングガスでおこなえる。これならば、世界中のどこでも入手しやすいため、困ることはないだろう。もちろん、電気が通っていない場所でも使えるし、コンセントの仕様が異なる海外へ出たときにも、まったく気にすることがない点はありがたい。四六時中、バッテリーパックを壁のコンセントにつないでおく、といったような、見慣れた光景から解放されることだろう。
安全面にもきちんと配慮
ガス燃料を使うとなると、安全面が気になる人もいるかもしれない。安全性に配慮した設計になっていて、周囲の環境や天候に関わらず、使用できるようになっている。また、飛行機内の利用についても、国際規定を満たしているため、問題ないという。
Kickstarterで大注目、モンスター級の人気ぶり
現在、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催中で、早くも目標額50万ドルをはるかに上回る120万ドルの資金を集めており、脅威の注目度の高さとなっている。気になる人は1度チェックしてみては。
kraftwerk