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これぞ新時代のセキュリティ!かかる圧力を細密測定して生体認証するマウス

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Raytheonコンピューター機器の取り扱いやインターネットへのアクセスには、どうしてもセキュリティの問題が付き物である。これまではパスワードを入力する方法が一般的であったが、セキュリティ向上のために、この頃は指紋認証などの生体認証(バイオメトリック)を活用する手法も多く見かけるようになった。

先日、Glenn Kaufman氏が開発を手がけた特許No.8762734の“生体認証の圧力グリップ”技術が認可された。この技術にインスピレーションを受けて、Raytheonのエンジニアが思いついたのが、バイオメトリック圧力センサーによって、ユーザーを認識するセキュリティマウス。

コンピューターマウス内のいろいろな箇所に圧力センサーを搭載させ、圧力のかかり方を分析し、“ユーザー固有のクセ”を特定する。マウスは、ユーザーのマウスの握り方、圧力の度合いを測定し、神経学的な数値を割り出す。

Raytheon2もし、誰かがそのマウスを使用しようとした場合、登録された数値と同じであればアクセスが許可され、そうでない場合はアクセスが拒否されるといった仕組みだ。このとき、マウスを握る圧力を測定しているだけでなく、マウスのどの位置に圧力がかかっているのかを、xy座標で計測しているという。

このマウスの実験テストの結果、1万回に1度程度の失敗例が見られたというが、信頼に足る精度といえそうだ。

これまでにもバイオメトリックのセキュリティ方法として、顔認証、網膜スキャン、指紋認証などがあるものの、それらに比べても、不正利用のために模倣しにくい技術だという。既成の方法と併用することで、追加のセキュリティとして用いることもできるだろう。

Raytheon

Glenn Kaufman No.8762734

 

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