そんなとき、自宅でカクテルが作れたら……という願いに応えてくれるツールが、“自家製カクテル”がつくれる「Somabar」である。つい先日まで資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催し、目標金額5万ドルを大幅に上回る31万ドル以上の資金を集めた。
「Somabar」はWi-Fi通信機能を保有するカクテルメーカー。スマートフォンを通じて、わずか5秒でおいしいカクテルを提供してくれる。使い方は至ってシンプル。まず、アプリをダウンロードする。Android、iOSの両方に対応している。そしてWi-Fiで「Somabar」に接続。
「Somabar」には、“Soma Pods”という縦長の専用容器があり、ここにアルコール、ジュース、シロップなどのカクテルの材料を入れておく。そして、アプリを通じてカクテルのオーダーをおこなうと、あとは待つだけで数秒以内にカクテルの出来上がり。
すでにある材料からつくれるカクテルを提案したり、あなたの好みに応じたおすすめドリンク、それをつくるのに必要な材料を教えてくれる。また、常に材料の在庫をチェックしていて、少なくなってきた材料があるとお知らせしてくれる機能もあるという。
この「Somabar」では、流体力学、運動エネルギー、乱気流の働きを用いて、カクテルのビターズやシロップを、アルコールと混ぜ合わせる。Soma Podsは本体から簡単に取り外すことができるので、取り出して冷蔵庫にそのまま入れておけるなど、材料を保管するのにも便利。しかも、次につくるカクテルと成分が混入してしまわないよう、セルフクリーニングのシステムがあるのもありがたいところ。
「Somabar」にはアプリのコミュニティも用意されているので、自分のお気に入りカクテルやオリジナルレシピなどを公開したり、お互いにシェアして楽しむこともできそうだ。
「Somabar」があれば、自宅に自分の好みを覚えていてくれる優秀なバーテンダーが居てくれるようなもの。日々のリフレッシュタイムのお供にいかがだろう?
Somabar