そんなマーケットプレイス型のサービスの中でも、今回はこれまでになかったであろうちょっと変わった物を売買できる「Datacoup」を紹介する。
このサービスが扱うのは、何と“個人情報”。そう聞くと、「オンライン上で自分の情報が勝手に売られる怖いサービスなのではないか?」と思われるかもしれないが、このサービスは自分の個人情報を広告主に売ることができるというもの。
もう少し説明を加えると、自分がデータを提供したいブランドや広告主を選んで、FacebookやTwitterを始めとする各ソーシャルメディアにたまった自分のデータを売買する仕組みで、クレジットカードの購買履歴なども提供できる。
売りたい情報も、売る相手も全て自分で選択できるため、勝手に自分の情報を売買されるわけではない。例えば自分の好きなブランドにデータを提供することで、ブランドの応援をしながら報酬を得るといった使い方も可能だ。
今の時代では“個人個人のデータ”は企業にとって非常に価値のあるもの。そこに着目した、この新しいマーケットプレイスの今後に注目したい。
Datacoup