Intelligent Transport Networksを提供するInfinera社と香港の固定回線通信事業者であるHutchison Global Communications社（以下、HGC）は、香港にある同社の光ネットワークにInfinera TM-Series Mobile Fronthaul Solutionを採用したことを発表しました。

2016年3月9日
<<報道資料>>
Infinera Corporation

Hutchison Global Communications社、香港を網羅するモバイル・フロントホールにInfinera製品を初めて採用

米国カリフォルニア州サニーベール、香港 - 2016年3月8日発表：Intelligent Transport Networksを提供するInfinera社と香港の固定回線通信事業者であるHutchison Global Communications社（以下、HGC）は、香港にある同社の光ネットワークにInfinera TM-Series Mobile Fronthaul Solutionを採用したことを発表しました。
HGCは、Hutchison Telecommunications Hong Kong Holdings Limited社（略称：HTHKH、SEHK証券コード: 215）の固定回線事業部門です。InfineraのTMシリーズ・モバイル・フロントホール・ソリューションは新しいモバイル・フロントホール市場をリードしており、低遅延性、優れた同期性、省電力性、および高密度性を誇っています。HGCは、当ソリューションの導入により、香港内で高容量のアクティブなモバイル・フロントホール・サービスをモバイル通信事業者に提供することができます。

HGCは、広範な光ファイバーネットワークを香港に所有しており、最新技術の革新的なアプリケーションに向けた取り組みを生かして、幅広い通信サービスを提供しています。HGCの4つの国境をまたぐルートは、中国本土の
3つの大手通信事業者を世界有数の国際ネットワークに統合しています。これにより、HGCは包括的な固定回線通信サービスを香港や海外に提供することができ、国内外の通信、データセンター、企業ビジネス、および家庭向けブロードバンドサービスの需要を満たすことができます。

スマートフォンやタブレットを介したビデオ、ソーシャルメディア、およびクラウド・アプリケーションへの止むことのないアクセスの増加と共に、3Gおよび4Gサービスの急速な展開により、基地局により多くの帯域幅が求められています。HGCの姉妹会社である3 Hong Kongのようなモバイル通信事業者は、Infineraの革新的なTMシリーズ・モバイル・フロントホール・ソリューションを使用して、光ファイバーを基地局に展開し、集中管理型あるいはcloud-RAN（Radio Access Network）アーキテクチャに移行することで、自社のネットワークを進化させています。この新しいフロントホール・アーキテクチャにより、HGCおよび同社の携帯通信事業者の顧客は、3Gと4G事業を成長させると共に、5Gへの移行の準備を円滑に行うことができます。

HGCが最初に提供する毎秒2.5ギガビット/秒（Gb/s）から10ギガビット/秒（Gb/s）のサービスで利用される
InfineraのTMシリーズ・モバイル・フロントホール・ソリューションは、標準標準団体であるCommon Public
Radio Interface（CPRI）とOpen Base Station Architecture Initiative（OBSAI）のすべての速度基準をサポートします。HGCは、Infineraのモバイル・フロントホール・ソリューションのトランスポンダーベースのアクティブ・オプションを導入したことで、顧客に高帯域・低遅延の優れた同期性能を提供することができます。これらのサービスにより、HGCの顧客はRAN性能を向上させつつ、運用費用を削減することができます。

HGC社 CTO（最高技術責任者）のバイロン・チャン氏（Byron Chiang）は次のように述べています。「弊社は、市場のあらゆるモバイル・フロントホール・ソリューション製品を検討した結果、Infinera社のTMシリーズ製品が弊社の要件である低遅延性と非常に高い帯域幅を満たしながら、今後のモバイル技術の発展に適合できるという結論に至りました。また、Infinera社のチームは対応が非常に俊敏で、製品を迅速に提供して弊社が必要としたサービスを実装することができました」

Infinera アジア太平洋地区販売担当バイスプレジデントのアンドリュー・ボンド・ウェブスター（Andrew Bond-Webster）は次のように述べています。「弊社は、HGCがモバイル・フロントホール用TMシリーズを導入していただいたことを歓迎いたします。このたびの導入により、今後この技術がグローバルに採用されることを期待しています。また、HGCは今回の導入により、同社のモバイル伝送アーキテクチャを進化させ、同社ならびに同社の顧客が今後何年にもわたり著しく増加するモバイル・データを効果的に管理できるようにしました」

●お問合せ先：
・Infinera社メディア担当：
アンナ・ビュー（Anna Vue）
Tel：+1(916)595-8157
avue@infinera.com

・HGCメディア担当：
アダ・ヨング（Ada Yeung）
/サンディ・ウォン（Sandy Wong）
Tel：+852 2128 3108/+852 2128 5313
ada.yeung@hthk.com
sandy.wong@hthk.com

・Infinera社投資家担当：
ジェフ・ハスティス（Jeff Hustis）
Tel：+ 1 (408) 213-7150
jhustis@infinera.com

●Hutchison Global Communications社について：
Hutchison Global Communications社（HGC）は、香港の大手固定回線通信事業者、ITサービス・プロバイダ、キャリアズキャリアであり、かつ香港最大規模のWi-Fiサービス・プロバイダでもあります。同社は、香港内外の顧客にワンストップの国際、企業、データセンター、および家庭用ブロードバンドサービスを提供しています。HGCは、中国本土の3つのTier 1通信事業者、さらに1つの世界有数の国際ネットワークと統合された4つの国境をまたぐルートと組み合わせられた、広範な光ファイバーネットワークを香港に所有し、運用しています。同社は、クラウド・コンピューティング・サービスを開発しており、“HGC on air”および”HGC on air EX“のブランド名で高速Wi-Fiサービスを提供しています。HGCは、CK Hutchison Holdings社（証券コード： 1）のグループ会社であるHutchison Telecommunications Hong Kong Holdings社（証券コード： 215）の子会社です。HGCの詳細は、同社ウェブサイト（www.hgc.com.hk）をご覧ください。

●Infineraについて：
Infinera(NASDAQ: INFN)は、Intelligent Transport Networkを提供することで、通信事業者、クラウド事業者、政府機関、および企業はネットワークの帯域幅を拡張し、サービスの革新を促進し、光ネットワークを容易に運用できるようになります。Infineraのエンドツーエンドの光パケット製品群は、長距離、海底、データセンターの相互接続、およびメトロ・アプリケーション向けに設計されています。Infinera社の独自の大規模フォトニック集積回路は、最も過酷なネットワーク環境でも使用できる革新的な光ネットワーク・ソリューションを提供します。
Infineraの詳細情報はwww.infinera.com、　TwitterはTwitter @Infinera、ブログはblog.infinera.comをそれぞれご参照ください。

*InfineraとInfineraロゴはInfinera社の登録商標です。

このプレスリリースには、TMシリーズ・モバイル・フロントホール・ソリューションの導入に伴う技術的および経済的な利益に関する記述を含む、ただし、それに限定されませんが、将来に関する記述が含まれています。これらの記述は、結果を保証するものではないほか、将来の活動や実績を示すものでもありません。様々なリスク要因や不確実要素により、実際の結果は期待されたものと大幅に異なる可能性があります。Infinera社のビジネスに影響する、これらのリスク要因や不確実要素に関する情報は、2016年2月23日にSEC（米国証券取引委員会）に提出したInfinera社の2015年度（12月26日完了）年次報告書Form 10-Kのリスク項目およびその他の項目に記載されているほか、その後必要に応じて提出している報告書に記載されています。これらの報告書を入手するには、
Infinera社のサイトwww.infinera.comにアクセスするか、SECのサイトwww.sec.govにアクセスしてください。Infinera社は、これらの将来に関する記述を更新する義務もなく、その意図も今は持ち合わせていません。

以上

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ