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Start Up “骨伝導”の技術を使い、耳の不自由な人をサポートする特殊な眼鏡「NuWave」

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“骨伝導”の技術を使い、耳の不自由な人をサポートする特殊な眼鏡「NuWave」

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NuWave世界各地の大学で、幅広い分野のさまざまな学問が研究されているが、アメリカのバージニア工科大学の学生たちが、テクノロジーを用いて、耳の不自由な人たちの助けになろうと取り組みをスタートしている。今年早くに「Wireless ehabilitation Engineering Research Center」が開催した、「“Getting Wireless”Student Design Challenge」のキャンペーンに参加し、「NuWave」という特殊な眼鏡の開発に着手。

交通事故で耳が不自由になった少年マイケルという仮想キャラクターを設定し、彼の聴力の助けとなり、外見に著しい変化がないように工夫を凝らしたツールの開発を目指すとし、眼鏡という形状を選択したという。

この眼鏡には骨伝導の技術が使われていて、こめかみ部分に眼鏡を配置すると、振動が骨を伝って耳の中をめぐり、音を認識できる。この技術はGoogle Glassにも導入されているという。また「NuWave」はBluetoothを通じて、スマートフォンの専用アプリに接続することができ、聴力をサポートする機能のほか、電話が着信したときや、約束があるときにアラートを送って、装着者に知らせてくれる機能があって大変便利だ。

Google Glassとは違い、耳の不自由な人に向けて特化した眼鏡ツール「NuWave」は、現在はテストをしている段階にある。ファッション感覚で装着できる眼鏡型なので、人目を気にせず、日常的に常用できそうだ。

NuWave

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