ただ水際でのレジャーでは水難事故に気をつけたい。それを防ぐのに有効なのがライフジャケットだが、今回は快適に着用できるタイプを紹介しよう。米国ウィスコンシン州のスタートアップが開発し、世界最薄とうたう「Wingman」だ。
・重さわずか700グラム
ライフジャケットの着用の重要性をわかっていながらも敬遠する人がいる。それは、ライフジャケットはかさばって動きにくく、蒸れたりして着心地がよくないから。
そこで快適な着用感を実現しようとWingmanは開発された。最大の特徴はその薄さだ。小さめのカメラマンベストのようなデザインで、動きを制約することはない。重さもわずか700グラムだ。
・沿岸警備隊が認証
緊急時には左胸にあるフックを引っ張るだけで、内蔵しているカートリッジからガスがエアバッグに送られて膨らむ。
使用後は、エアバッグをたたみ、カートリッジを交換すれば何回でも利用できる。
ちなみに、このライフジャケット、アメリカ沿岸警備隊認証というお墨付きだ。
・このほど市販開始
Wingmanは2015年にクラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達に成功していたが、市販されたのはつい最近。現在、開発元HYDE Sportswearのサイトで販売されていて、価格は199ドル(約2万1000円)となっている。
米国外への発送にも対応してくれるので、ウォータースポーツが趣味という人はチェックしてみてはどうだろう。
HYDE Sportswear