欧米では、キャンピングカーやキャンピングトレーラーでの旅は、定番のバカンスの過ごし方の一つ。そこを住居として暮らす人もいるほどだ。
・Happier Camper社の「HC1」
車に連結して牽引移動ができ、切り離せば単体でも利用可能なキャンピングトレーラーは実に便利。各社から多くのモデルが発売されているが、中でも人気なのが、ロサンゼルスに本拠を置くHappier Camper社の「HC1」だ。
キューブ型のシンプルなデザインにして充分な機能性を兼ね備えたHC1。中は約6.5平米と、外見の印象よりかなり広く、最大5人まで横になれるスペースを確保している。また「Adaptiv」と呼ばれるボックス型のクッションは、それらを並べたり組み替えたりすることで、テーブルやソファー、ベッド、さらにはキッチンやシンクといった必要な家具に早変わりするという優れものだ。
・普通免許でそのまま利用!
さらに特筆すべきは、このHC1、乾燥重量は約500kg、実際の使用時でも約680kgと、同種のトレーラーとしては破格の軽さを実現した点だろう。一般の乗用車でも、連結して余裕で牽引可能だ。
現在、Happier Camperジャパンのホームページが開設され、HC1が間もなく日本にも上陸するという。
日本では、750kg以下のトレーラーの牽引に特別な免許は不要。普通免許でそのまま利用できるため、今後大きなニーズが見込めそうだ。本体の価格は1万6000ドル(約180万円)からだが、本場米国ではレンタルサービスにも対応しており、300ドル(約3万4000円)以下から利用が可能だという。旅行中、毎日ホテルで寝泊まりすることを思えば、はるかに経済的なオプションといえるだろう。近日中のローンチに期待しよう!
Happier Camper