しかし、それが果たしていいことなのかどうか。そんな疑問から、機能を通話に絞って開発された携帯電話「The Light Phone」が一般向け発売を開始する。
テキストもメールもなし。もちろんゲームなんて論外というミニマリスト向けの携帯電話だ。
・見た目も操作性も計算機!
携帯電話といってもThe Light Phone の外観はそうはみえない。クレジットカード大で、厚みもさほどなく、見た目は小型の計算機のよう。
実際、ディスプレイに表示されるのは時刻とキーパッドのみ。数字を押して電話をかけたり、コールを受け取ったりと、操作は計算機を扱うようなシンプルさだ。
・使用料は月5ドル
使うには、SIMカードを差し込む。通話のみなので2Gネットワークを使用し、月々の使用料は5ドル(約560円)となる。
スマホユーザーで「さほどスマホ機能を使っていないのに高い基本料金を毎月払っている」なんて人にはうってつけかもしれない。
・サイトで予約受け付け中
一般向けに発売を開始する、としたが、The Light Phone は2015年にクラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開。1月に出資者向けに商品を届け、一般発売にこぎつけた。
現在、サイトでプレオーダーを受け付けていて、価格は150ドル(約1万7000円)。今月下旬にも発送が始まる。
残念ながらThe Light Phone は米国でのみの販売となるが、電話は通話だけでいいという人は世界に少なからずいそうだ。
The Light Phone