最近ではあらゆるブランドのスマートウォッチが登場し、今やどれも同じようなものばかりだ。しかしそんな中、一風変わった時計が今Kickstarterで密かな人気を呼んでいる。
時計は時計でも今流行りのスマートウォッチではなく、「アナログ時計」なのだ。その時計が「Uvolt Watch」だ。
・スマホの充電バッテリーパックを積んだアナログ時計
アナログ時計ということは、もちろんスマホとBluetooth接続をして通知を受け取ったりすることはできない。ではこのプロダクトの何が新しいのか?
なんとこのUvolt Watchは時計の背面にスマホの充電バッテリーパック(600mAh)を積んでいるのである。普段は通常のアナログ時計として使うのだが、スマホの充電が切れそうになると、外出先でも即座にこの収納されているバッテリーパックから充電が可能になる。
また時計のブレスレット部分の1つ1つも予備バッテリーとなっている。そのためメインの充電バッテリーを使い切った後に時計背面に収納しなおせば、自動的にブレスレット側の電力がメインのバッテリーパックに供給されていく仕組みだ。
・ソーラーパネルも搭載
しかも時計の文字盤部分がソーラーパネルとなっているため、光のあるところであれば充電バッテリーパックとブレスレット内の予備バッテリーをじわじわと自動的に充電してくれる。天気の良い日であれば1日でバッテリーパックの充電が完了するそうだ。
充電タイプはLightningケーブル、Micro USB/USB-Cケーブル、そしてワイヤレス充電の3種類それぞれ用意されている。600mAhではフル充電はほぼ不可能だが、緊急用の充電バッテリーとして重宝するはずである。
Uvolt Watchはすでに目標金額を獲得しているが、2017年4月28日まで出資を募っており、今なら119ドル(約1万3200円)で注文できる。
Uvolt Watch/Kickstarter